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[父、ノブナガ]紹介動画、ネタバレ感想!歴史好きには面白い

田辺誠一演じる冴えない中年サラリーマン、小田一夫。
彼は家でも、会社でも覇気のない、頼りない男です。

妻から少し痴呆の見られる母親(一夫の母)の事を、相談されても生返事で、母の面倒は妻に任せきり。会社でもうだつがあがらず、部下には馬鹿にされっぱなし。

そんな一夫が仕事の交渉時に川に落ちたことから話しが盛り上がりを見せます。

川に落ちた一夫の様子がおかしいのです。

そんな一夫に一番先に気づいたのが母親。一夫を見て手を「信長様」と、目を輝かせ手を合わせる母親。

母の愛から?

いえ、老いると子供に赤ん坊にかえるといいます。母も赤ん坊のようにきっと外側に惑わされず内面が見えたのでしょう。

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あの天下の信長が乗り移ってしまったのです

川に落ちた一夫に信長、そう!あの天下の信長が乗り移ってしまったのです。
信長は、母親と母親の大切なコンピュータの人形の力を借り、現代の知識を得ます。

会社で織田信長の力量を見せる一夫。

この辺り、そんな馬鹿な!!と思う事のオンパレードです。死んだ人間が何かの力で蘇るのはよしとしましょう。

そして、誰かに乗り移るのもまあ、いいでしょう。

しかし、戦国時代を生きていた人間がこんなにいとも簡単に現代の生活に溶け込めるでしょうか?
普通に椅子に座り、食事をして(ハンバーグには感激していましたが)

スーツを着て、ネクタイをして。

会社に行き。

会社の仲間に溶け込み、仕事の事もすぐに理解できるなんて普通ならあり得ません。
くだらないドラマ。

と、思うのかもしれませんが、

何故か思えない。

きっとあの織田信長ならできるんだろう。

と受け入れる事ができました。

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これは脚本がいいのでしょうか?

それとも役者さん?

なんかほんわからした田辺誠一さんが、織田信長になり切ろうと、なりきれず(これも演技なのでしょう)、必死なようでゆるゆるな感じが最期までなんとなくニンマリて緩やかな心で楽しむ事ができました。

だいたい結末は予想通りです。

織田信長の力を借り、仕事や家庭がうまくいくように見えた小田さんでしたが、時代の壁はのりこえる事は織田信長でも難しいのでした。

そこで本当の小田さんの力が必要になってきます。

頼りないけれど、人の気持ちを労わり、優しい小田さんは織田信長に勝ったのです。
いえ、小田さんが勝ったのではないですね。

なんでも一つだけ見ていてはいけないのです。

織田信長の強さに小田さんの優しさが加わり成功したのですね。

織田信長はそこで気付きます。

明智光秀の心を見てやれなかったと。

本能寺の変の悲劇は明智光秀だけのせいではなかったんです。

織田信長自身のせいでもあったんですね。

生きている時に気づいていれば、今の日本はちょっと違っていたんでしょうか。

ちょっとした歴史好きには面白く楽しめるドラマでした。

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