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[映画]エル(ELLE)のあらすじ-ネタバレの結末の感想など

映画「エル ELLE」は、2017年の8月25日に劇場公開されたポール・ヴァーホーヴェン監督によるサスペンススリラーになっております。

 

2000年に製作された「インビジブル」は男性の欲望の暴走をテーマにしている作品

2000年に製作された「インビジブル」は男性の欲望の暴走をテーマにしている作品ですが、本作品の中では女性の逆襲を描き切っていました。

 

常識外れで倫理観に捉われることのない作風は、80歳を目前にした10年ぶりの映画の中にも健在でした。

 

もとになっているのはフランスの小説家であるフィリップ・ジャンによるミステリー文学「Oh」になり、原作に惚れ込んだイザベル・ユペール自らが主演女優に志願しています。

 

自宅で正体不明の男に襲われたヒロインが、自らの手で犯人を突き止めて裁きをくだすストーリー展開に引き込まれていきます。

 

オープニングから白昼のパリの風景が映し出されていき、ラグジュアリー感漂う一軒家の隅々まで眺望することができます。

 

ショッキングな暴行の後でも、何事もなかったかのように「SUSHI」の出前を頼む主人公ミシェルが印象深かったです。

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警察組織や国家権力に不信感を抱く彼女の生きざま

警察組織や国家権力に不信感を抱く彼女の生きざまには、社会的な正義や男女差別への鋭いメッセージや風刺が込められていました。

 

ヒロインのキャラクターやバックグラウンドを深く掘り下げているので、怪しげな魅力が溢れていました。

 

社会的な成功をおさめた女性の社長としての姿だけではなく、揺れ動く内面の弱さも伝わってきました。

 

裕福な生活を送りながらもどこか満たさないものがあり、親友のアンナの夫と秘密の関係を続けている気だるさも感じました。

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ミシェルが幼い頃に父親が起こした凄惨な事件

ミシェルが幼い頃に父親が起こした凄惨な事件によって、現在でも悩み苦しんでいる様子には胸が痛みました。

 

その一方では他者が犯した過ちを受け入れて理解することができる、ヒロインの寛容性が感動的でした。

 

犯人探し以上に大切なことは、過ちから学び取り繰り返さないことなのかもしれません。

 

「ルトガー・ハウアー」や「氷の微笑」に熱狂した世代の人に見て欲しい映画です。

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