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ナラタージュー感想part4

この作品の主演は松本潤、ヒロインは有村架純です。

映画を観て思うことは有村架純が主演じゃないの?

というところだと思います。

監督の意思としては有村架純演じる”泉”の中には松本儒念じる”葉山”がずっといるという意味を込め主演は松本潤なのです。

実際葉山が出演してなくてもずっと葉山の影は存在していました。この映画には面白い変わった表現方法がたくさんあります。

1つは、泉目線でしか描かれてないのです。泉が見たもの感じたことしか映らない。そのため女性は泉に感情移入しやすくなっていると思います。

 

そして、泉の感情を表す一つとして足が使われています。坂口健太郎演じる”小野君”を思っている時は足に絆創膏をしているのです。

 

それは靴職人になりたい小野君からもらった靴で彼女の気持ちが押さえつけられていることを表現しています。

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葉山先生を思っている時は綺麗な足をしているのです。

他にも、「ナラタージュ」という言葉は映画用語でナレーション・モンタージュの造語で過去を語っていくなどの意味があり、作品自体泉の回想シーンによってできています。

ナラタージュは見れば見るほど小ネタが多くあります。例えば泉が酔っ払った葉山を家に送り、初めて家に入るシーンでは葉山の家は奥さんのもの(ティッシュケースやクッションなど)であふれています。

 

ですが、最後別れ際に葉山の家に行ったときはティッシュケースは机の下などに隠されていたりなど葉山が泉に対する愛の葛藤が見られる気がします。

他にも、普段温厚な葉山が泉がプールに落ちたときにその担当教師につかみかかります。普通の先生だったらいくら自分の部活の生徒でもそこまでしないでしょう。その先生との関係もありますし、大人ですからね。でも抑えられないのです。

 

葉山先生は泉への気持ちをセーブしようとすればするほど抑えられなくなってしまうのだと思います。そしてその中途半端な愛の伝え方が泉にとっては辛いでしょう。

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彼の愛の行動は分かりやすいが、直接的な言葉はありません。

それが泉が苦しむ要因の一つとなるのです。彼は「恋じゃなかった」と言いましたが、その言葉の裏にはどんな思いがあったのかと考えてしまいます。

映画を観ている人たちは彼は恋以上のものを持って行ったと思いでしょう。

この映画を通じ愛が分かると思います。

絶対に泉といたほうが幸せになるであろう葉山がなぜ奥さんを選んだのか。

それは泉のためでもあるのではないかと思ってしまう。泉を愛してるが故の思いだと信じたくなります。

この映画の特徴は主題歌もストーリーと一体化していることだと思います。

個人的に主題歌の歌詞まで聞くことは普段はないですが、この映画は自然と入ってきます。

それは暗い映画で心が暗くなっているのを、あの透き通った声と歌詞によって現実に引き戻してくれるからでしょう。

最高傑作の映画だと思います。

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