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映画「リングサイド・ストーリー」-ネタバレ&感想おすすめ

映画「リングサイド・ストーリー」は、2017年の10月14日に劇場公開されて現在でも上映中の武正晴監督によるコメディードラマになっております。

 

「百円の恋」では引きこもりの女性とボクシングの出会いを描いた映画監督が、本作品ではプロレス界をテーマにしています。

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しっかり者の彼女と甘ったれ男が、次々と巻き起こしていく騒動が笑いを誘います。

ある日突然に仕事を失ってしまったヒロインのカナコの役を、佐藤江梨子が多彩な表情で表現していました。

 

偶然にもプロレス団体で働いているうちに、生き生きとした様子に変わっていくところが微笑ましかったです。

 

カナコの冴えない彼氏であるヒデオの生きざまを、瑛太がコミカルな演技でアプローチしていきます。

 

役者さんとしても芽が出ずに、口ばっかりは達者な日常生活の風景がユーモアセンスたっぷりでした。

 

彼女が生きがいを見つけたことに対して徐々に嫉妬を覚えていったヒデオが、意外な行動に出るシーンには驚かされました。

 

武藤敬司や黒潮”イケメン”二郎をはじめとする、実在のプロレスラーが華麗なアクションを披露していました。

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精神的にも肉体的にもやせ細ったヒデオと、鍛えられた選手の身体のコントラストが鮮やかでした。

 

地方巡業での興業や宣伝に、試合会場でのリング作りの場面には綿密なリサーチが生きていました。

 

弱小チームや独立系のプロレス団体について回る、生き残りをかけた業界のシビアな現状も伝わってきました。

 

それぞれのレスラーのバックグラウンドは異なりますが、プロレスを通じて生まれていく奇妙な繋がりと熱い絆を感じました。

 

わがままな恋人に振り回されても決して相手を見捨てることのない、カナコの一途な思いが健気でした。

 

全編を通して救い難いイメージのヒデオもどこか憎めないものがあり、不思議な愛着が湧いてきました。

 

「百円の恋」で武正晴の世界観にどっぷりとはまってしまった方には、是非とも見て欲しい作品になります。

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