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映画「74歳のペリカンはパンを売る。」ネタバレ&感想

映画「74歳のペリカンはパンを売る。」は、2017年の10月7日に劇場公開されて現在でも上映中の内田俊太郎監督によるドキュメンタリー映画になっております。

 

2016年に創業74年を迎えた浅草の人気のパン屋さん「ペリカン」の、舞台裏に迫っていきます。

 

4代目店長の真摯な人柄と、時代が変わっても地元の人たちから愛されている味が伝わってきました。

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毎朝早くにオープンを待つ人たちが作る長蛇の列を、独特なカメラワークから捉えていました。

 

近隣からの常連のお客さんだけではなく、噂を聞いて遠方から買いに来た人たちの表情も映し出されていきます。

 

「ここのパンじゃなきゃ食べられない。」と言い切る熱狂的なファンの言葉には驚かされました。

 

今どきの「ブーランジェリー」などといったお洒落なムードとはほど遠い、昔懐かしいノスタルジックな雰囲気を感じることができる店内になっていました。

 

新しい商品が次々と現れては消えてゆく今の製パン業界の中で、食パンとロールパンの2種類のみを販売するペリカンのスタイルが良かったです。

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原材料にこだわりぬいて仕込みにアイデアや工夫を凝らしつつ、持てる力の全てを振り絞ってパン作りにかける思いが感動的でした。

 

日々の努力を重ねていく仕事に対する誠実さが、ビジネスとして成功している秘密なのかもしれません。

味や香りで食べる人たちに訴えかけているだけではなく、ブランドイメージを定着させていく戦略のうまさもありました。

 

昔気質のベテラン職人と新しいタイプの店長さんの、息の合ったコンビネーションが微笑ましかったです。もともとは戦後の日本でコメの代わりに代用食として用いられていた、パンの意外な歴史も興味深かったです。

 

この作品を見ていると浅草まで足を運んでみたくなり、ペリカンの焼きたての味わいを体験してみたくなるはずです。

毎朝の食卓に美味しいパンが欠かせないという方には、是非ともみて見て頂きたい映画になります。

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