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ボーン・アルティメイタム[ネタバレ&感想]-huluおすすめ映画

映画「ボーン・アルティメイタム」は、2007年にアメリカで制作されて現在Huluで配信中のポール・グリーングラス監督によるアクションドラマになっております。マット・デイモンが超人的な身体能力を秘めた殺人マシーンを演じている、人気シリーズの第3弾作品になります。

第1作の「ボーン・アイデンティティー」の誕生から5年の年月が流れることによって、当時はまだあどけない表情でひ弱なイメージだったマット・デイモンが懐かしく思い出されます。

本作品の中では完全無欠のサイボーグの表情と、鍛え上げられた肉体へとパワーアップしていました。その一方では心優しい青年の面影が失われていき無機質な存在となっていくような、一抹のさみしさもありました。

中央情報局の諜報員である主人公のジェイソン・ボーンが、全てを捨てて旅に出るオープニングが良かったです。

失われた記憶を取り戻すための、文字通りの「自分探しの旅」が印象深かったです。モスクワ・パリ・ロンドン・マドリード・タンジールをはじめとする、世界中の風景や街並みが映し出されていきます。ジェイソンから記憶を奪った張本人が次々と送り込んでくる、凶悪な刺客たちとの間で繰り広げられるバトルが迫力満点でした。

自らに強大な力を与えた創造主へと、一直線に突き進んでいく主人公の姿が痛快でした。

その一方では自分の親とも言える存在の敵に対して、愛憎半ばする複雑な感情が湧き上がっていきます。

数多くの試練を乗り越えて最終目的地にたどり着いたジェイソンに対して、究極の選択を迫られるシーンが衝撃的でした。

全編を通して無感動だった主人公が、わずかながら人間味を取り戻していく瞬間を上手く捉えていました。揺れ動く心の中で、クライマックスシーンでジェイソンが下した苦渋の決断には胸を打たれました。

過去のシリーズを見て「ボーン」シリーズにはまってしまった方には、是非とも見ていただきたい作品になります。