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映画「リンキング・ラブ」-ネタバレ&感想

映画「リンキング・ラブ」は、2017年の10月28日に劇場公開されて現在でも上映中の金子修介監督によるSFアドヴェンチャーになっております。

 

もとになっているのは萩島宏によるネット小説になり、個性豊かな俳優たちの共演によって映像化されている作品になります。定められている運命を変えるために2017年から1991年へとタイムスリップしていくヒロインを描き切っていました。

 

オープニングでの駒木根隆介が披露するフリースタイルラップから、物語の世界観へと引き込まれていきます。

 

突然の父親と母親の離婚問題に直面して困惑している女子大学生の美唯を、田野優花が多彩な表情で表現していました。

 

大切な両親への想いを抱きながら、過去の時代へと向かって奮闘していく様子が微笑ましかったです。

 

たどり着いた先の26年前の世界で、周りの人たちとの噛み合わない会話やぎこちない態度が笑いを誘います。

 

若き日の母や友人たちと、アイドルグループであるASG16を結成するシーンが痛快でした。

 

実在するトップアイドルグループへの、独特なオマージュやパロディーが込められていました。

 

中尾明慶が演じているアイドルオタクの口から次々と飛び出していく薀蓄には、膨大な知識と綿密なリサーチを感じることが出来ました。

 

1991年に公開された金子監督の映画「就職戦線異常なし」を劇中で引用する場面がユーモアセンスたっぷりでした。

 

センターを務める石橋杏奈が披露する、迫力満点のパフォーマンスも良かったです。

 

歌と踊りに全力で挑んでいくうちに、時代と世代を超えてひとつになっていく美唯とメンバーたちが感動的でした。

 

過去を変えること以上に大切なものに気付いた主人公が下した決断には胸を打たれました。

 

当時の世相を考証して忠実に再現されているので、女性たちを彩るファッションやメイクには懐かしいものがありました。

 

バブル経済の熱狂を生きた方たちには、是非とも見て欲しい映画です。