私の好きな映画を紹介します。

Fate/stay night [Heaven’s Feel]ーネタバレ&感想

聖杯戦争についての物語のルートの1つで、初めて映像化されました。

 

観に行くにあたっては、Fate/staynightの本編~Heaven’sFeelルートまでの内容を把握していないと、どんどん展開が進んでいくので話についていくのが難しいように思いました。

 

しかし、本編のゲームやこれまでの映像化作品に一度目をいるのであれば、問題なく話についていけると思います。

 

他の2つのルートが、いわゆる冒険記的なものですが、この映画は、他の2つのルートの物語で触れられていなかった部分や伏線などを回収していく物語です。

 

具体的には、マスターとサーヴァントが求める聖杯の本質は何なのか、サーヴァントを行使して悲願を達成するための労力を費やす価値があるかなどが解き明かされていきます。

 

また、主人公の衛宮士郎は、力がないにも関わらず、自己犠牲を厭わずに他者を救済するという第三者から見たらいびつな人格を有しています。

 

しかし、この映画のルートだけ、自己犠牲を厭わず他者を救済するという価値観を捨て、ヒロインの間桐桜1人の救済を目的に戦う決意をします。彼女との出会いによって唯一彼の価値観が変化するルートでもあります。

 

また、このルートでは、登場人物であるイリヤスフィールの救済するという側面も含まれています。

 

以上のような理由から、一言で言ってしまうと、ファン御用達の作品としての側面が強いので、他の2つのルートの要点や結末を把握できていないと、内容を完全に理解するのは難しいのではないかと思われます。

 

映像や音楽の観点からすると、他2作品の制作過程を経ていることもあり、期待を裏切らない質の良さです。

 

映像化するのは難しいと言われていた今回の作品ですが、要点を抑えつつ、キーパーソンとなる士郎と桜の描写に焦点を当てられている点がとても良く、穏やかな日々が描かれる日常パートと緊張感のあるサーヴァント同士の戦闘シーンとの緩急を楽しめると思います。