私の好きな映画を紹介します。

高台家の人々ーネタバレ&感想

テレパスという人の心が読める能力を持つ、元華族で大金持ちの高台家の長男と妄想することが趣味な平凡な女の子との恋愛模様を描いた映画です。

 

東大出身でオックスフォード大学卒業、家は大金持ちの元華族でその家の長男、性格は真面目で仕事もでるという様々な条件がそろった王子様のような人を演じるのが斎藤工です。

 

一方、主人公の趣味が妄想ということ以外は、どこをとっても平平凡凡な女性を演じるのが綾瀬はるかです。

 

たまたま同じ会社で、ニューヨークから帰社した斎藤工(王子様)が主人公のいる部署に挨拶に訪れ、彼女の頭の中の面白い妄想を覗き見てしまうことがきっかけで王子様は彼女に興味を持ちます。

 

それをきっかけとして社内で見かける度に彼女の頭の中を覗き込み、他の人ととは異なる純粋さにどんどん惹かれていきます。

 

そして、王子さまは主人公を食事などのデートに誘い、2人の中は親密になり、晴れて付き合うことになります。 実は王子様の兄弟である妹と弟も元々はおばあさまの能力を引継ぎ、テレパスの能力を持っている為、主人公の頭の中を覗き込みのですが、2人も彼女のぶっとんだ妄想の面白さと純粋さに惹かれます。でも、テレパスの能力を持たない王子様の母親に身分違いだと結婚を反対されてしまうのです。

 

加えて、王子様が自分には人の心を読めるテレパスという能力があることを打ち明け、2人の関係がギクシャクしてしまいます。主人公は自分の妄想など今後、恥ずかしい面を知られてしまうことが嫌なのです。

 

一見したら、便利な能力のようにも思えるテレパスという能力。相手に関することで自分が知りたいことは何でも知ることができます。

 

でも反対に言えば、自分の知りたくないこと、興味の無い人の心も見ることが出来るのです。

 

そんな能力を持ってしまった王子様がなぜ主人公を選んだのか。それは、この先一生一緒にいても、心を覗いても平気な人。

 

辛くない人を選んだということ。それが主人公だったのです。この結末が分かったとき、私は本当に素敵なラストで、能力を通した人間関係の描き方がとても素敵だなと感じました。