私の好きな映画を紹介します。

天使のくれた時間ーhuluおすすめ映画

映画「天使のくれた時間」は、2000年にアメリカで制作されて現在Huluで配信中のブレット・ラトナー監督によるファンタジードラマになっております。

会社社長として順風満帆な人生を送る主人公が、ある日突然に別の誰かと入れ替わってしまう奇妙な味わいのストーリーになります。

2000年のニューヨークを舞台に設定して、高級マンションの一室で優雅に独身生活を送るジャック・キャンベルが映し出されていきます。

クリスマス・イブの時間に誰しもが浮かれ騒ぐ中でひとりビジネスに没頭する仕事人間を、ニコラス・ケイジが多彩な表情で表現していました。

仕事終わりにドラッグストアで見知らぬアフリカ系アメリカ人に因縁をつけられたことから、不思議な世界へと導かれるシーンが良かったです。

「何でも持っている」と言い放つジャックに対して、不吉なセリフを残して立ち去る男の後ろ姿が印象深かったです。

一晩たって目覚めると、妻子持ちの冴えないセールスマンへと変わっている展開に驚かされました。突然の異常事態にも動じることなく、見知らぬ家族を受け入れてタイヤの販売に励む姿が微笑ましかったです。

価値観も考え方もまるっきり異なる周囲の人たちと触れ合っていくうちに、ジャックの中に微妙な変化が湧いてくるのが伝わってきました。

ふたつの正反対の人生のうち、ジャックが最終的にどちらかを選ぶのかが見どころです。

長い間生きていると誰しもに訪れる、大きな分かれ道について上手く描き切っていました。

過去の「あの時こうしておけば。」という後悔の繰り返しから、人間の一生は積み重なっていくことを感じました。

もうひとつの選択肢を一時的にでも体験することによって、かけがえのない今に気付く瞬間が感動的でした。

幸せか不幸かの評価は世間一般の基準ではなく、自分自身で決定することを考えさせられました。

クリスマスイブの夜に、家族や大切な方と一緒に見て頂きたい作品になります。