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映画「GO」ーhuluおすすめ映画

映画「GO」は、2001年に劇場公開されて現在Huluで配信中の行定勲監督による青春ドラマになっております。

 

もとになっているのは金城一紀による自伝的文学になり、自身の朝鮮籍から韓国籍へと変更した体験からインスパイアされたストーリーになります。

 

原作者自身が脚本に協力して、宮藤官九郎の脚色によって映像化されている作品になります。

 

「在日」という日本と韓国の間に横たわる大きなテーマについて、全く新しいタイプの切り口からアプローチをしていました。

 

主人公の杉原に扮している、若き日の窪塚洋介の熱演シーンが良かったです。

 

ケンカに明け暮れる毎日で粗暴なイメージを放ちながらも、頭が切れて勉強のできる一面が魅力的でした。

 

民族学校へ進学をするか日本人学校に転校するか、切実に思い悩む場面がリアリティー溢れていました。

 

在日という自らの抱えているアイデンティティーを、想いを寄せている少女にホテルで告白する様子が印象深かったです。

 

杉原の重い言葉を受け止めることができずに戸惑いを隠せない桜井の役を、柴咲コウが繊細な表情で表現しているのが忘れがたいです。

 

一度は離れ離れになってしまったふたりを再び結び付けていく、意外な出来事には驚かされました。2017年に劇場公開された「あゝ、荒野」を見た方にはお勧めの映画になります。

 

在日コリアンの理髪師と日本人の青年が、ボクシングを通じて心を通わせていくのが感動的な作品になります。

 

本作品の中の新しく台頭してきた主人公が、山崎努が演じている旧世代を代表する父親と殴り合う姿に繋がるものがありました。

 

お互いの言葉をぶつけて痛みを分けあうことによって、初めて理解し合えることを感じました。

 

国籍や血のつながりをはじめとする古い価値観に捉われることなく、自分自身の力によって人生を切り拓いていくことを考えさせられました。

 

日韓関係が悪化して時代の流れが逆行する今の時代だからこそ、多くの人に見て欲しいです。