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映画「光」ーネタバレ&感想

映画「光」は、2017年の11月25日に劇場公開されて現在でも上映中の大森立嗣監督によるミステリードラマになっております。

 

もとになっているのは三浦しをんによる同名小説になり、井浦新の主演によって映像化されている作品になります。

予想外のアクシデントによって消え失せた殺人事件の痕跡が、数10年の時を越えて浮かび上がってくるのがスリリングなストーリーになります。

 

小さな島に暮らす中学生の信之は、クラスメイトである美花とほのかな交際を続けていました。

 

大切な恋人との幸せな日々を守り抜くために、信之はある男の殺害を独力で決行します。

 

殺人事件の起こった次の日に巨大な津波の発生によって、島は一夜にして壊滅してしまいます。

 

信之と美花と信之の幼馴染みである輔だけが生き残って、3人の男女はそれぞれの道を歩んでいきます。

 

25年の時が流れて、信之は昔の惨劇を愛する妻子に打ち明けることなく過ごしていました。

 

ある日突然に信之のもとに死体を撮影した写真を持った輔が現れることによって、更なる悲劇が始まっていきます。

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オープニングで映し出される、極彩色の花々に包まれている島の風景と穏やかに流れていく時間が美しさ溢れていました。舞台を移した都会での無機質な街並みや、主人公をはじめとする無表情な人たちとのコントラストが鮮やかでした。

 

フラッシュバックのように、島の懐かしい記憶や情景描写が時おり挿入されていくスタイルが幻想的でした。暗い過去を抱えて生きている主人公の信之に扮している、井浦新の繊細な演技が印象深かったです。

 

信之に執拗に付きまとう輔を演じている、瑛太の狂気と孤独が入り混じった表情にも忘れがたいものがありました。ありふれた日常の中でごく普通の人々が、突如として暴力的な衝動に突き動かされていくところがリアリティー溢れていました。

 

イメージを損なうことなく映画化されているので、原作に思い入れがある方にもお勧めになります。

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